カワハギとフグの深~い関係

毎度!
お疲れさまです。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

今日の目は不思議な風貌のこの魚

カワハギの目などじっくり見る機会はそうそうないと思いますので、
ぜひご覧になってみてください。

またカワハギは泳ぐ姿は何とも愛らしいのですが、
見た目はお世辞にもカワイイとは言えませんね(笑)

少し、変わった風貌ですが、
特に寒い季節は肝が絶品です。

カワハギの場合、肝の量も『旬』の
大切なバロメーターです。

そんなカワハギ。
今日はカワハギの小話をしましょう。

以前も話しましたが、最近新しい読者も増えているので、
知っている人もお付き合いください。

カワハギは関東などに住んでいる人にとって、
新鮮なトラフグを食べるために、重要な役割を果たしているのです。

このカワハギ…
実はフグの天敵なのです。

フグって、もっとも有名な高級魚として有名なあの魚です。
特に下関産は有名ですよね。

もちろん、関東でも人気で、天然のトラフグになると
赤坂なんかではコースで5万円以上なんて当たり前になります。

そのフグは、当然下関から輸送されてくるのですが、
輸送中に死亡してしまうことが多いんだとか。

しかし死んでしまっては意味がありません。

では、下関のフグを生きたままどうやって東京に輸送している
のでしょうか?

そこで活躍するのが、
フグの天敵『カワハギ』なんです。

天気であるはずのカワハギをどうするのか…というと、
フグの水槽の中に、生きたカワハギを入れること

エッ!??
って、思いませんか?

天敵であるカワハギをフグといっしょの水槽に入れるなんて!!

でも、実はこういう深~い事情があるのです。

フグは東京に着くまで、危機感、緊張感を持って、
いつ襲われるか、ひやひやしながら
輸送されることになります。

天敵であるカワハギがすぐ近くにいるのですから当然です。
でも、フグの気持ちになってみれば、これはたまったものではありません。

いつやられるか、生きた心地はしないでしょうね(≧◇≦)

では、
なぜ貴重で超高級なフグに対してこのような
残忍なイジメ(?)を行うのでしょうか?(笑)

水槽にカワハギを入れるとなんと

輸送中のフグの死亡率が大幅に下る!

という歴然たる事実があるだそうです。

フグにとって、
カワハギによる一定のプレッシャーは、
生きる上での必要な条件だったのです。

これは実におもしろい話ですよね?

でも、ストレスで身質に影響はないのか??
少し興味深いですね。

〈本日の日替わり十貫〉:4200円
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本日はコチラです。

大トロ
中トロ
ヅケ
玉子焼
アオリイカ
穴子
甘海老
皮剥昆布〆
ウニ
いくら

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それでは、営業の確認です。

営業時間 : 17時~22時(21時ラストオーダー)

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