寿司職人の手には、なぜ米粒がつかないの?

毎度!
お疲れさまです。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

今日はお客様の「ほのぼのした」質問にお答えしたいと思います。

◆質問◆
お寿司を握るとき、マスターの手にはなぜ米粒がつかないの?

女性のお客様からの質問ですが、
かわいらしい質問ですね(笑)

ではお答えします。
寿司職人は何十個と握り続けても、
握る手に米粒がくっつきません。

これは、「酢」の働きによると言われています。

寿司職人は自分の定位置から手の届くところに
酢を入れた器を置いていて、絶えず両手を酢で湿らせています。

これは「手酢」と言われていて
手を殺菌消毒するために行っています。

そして更に、
手のひらを冷やす効果もあるのです。

難しいことはよくわかりませんが、
酢が蒸発するときに掌の熱を奪いようです。

普通、人の手のひらは33~34度くらいなのですが、
寿司職人の手のひらは30度前後に保たれているわけです。

したがって、手のひらの温もりでシャリの温度が上がりません。
よって、米粒に粘りが出ないのでくっつかないというわけです。

寿司屋ではお寿司を楽しむために、カウンターに座る方が多いです。
同時に、職人の手さばきをみて楽しむのも、日本の食文化「SUSHI」の魅力でもあります。

ぜひ、そういう楽しみ方をしてみてください。

さて、本日のおススメです。
真サバが本格化する前ですが、この時期『真アジ』が調子いいです。


〆アジです。

この美味しさは、産地の選び方が重要になります。
真アジ本来の美味しさを感じた後、酢の上品な香りが広がります。

疲労回復にもいいと言われていますので
夏の疲れがたまっている方、いかがですか?

本日も17時から営業です。
よろしくお願いします。

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北海道にエールを!~北海道のネタ特集~

毎度!
お疲れさまです。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

北海道の地震、凄かったようです。

北海道の方、大変だと思いますが、
これ以上の被害拡大されないように、お祈りいたします。

北海道からの海産物も厳しくなるかもしれません。
しかし、北海道を応援していきたいと思います!

因みに、
今日の仕入れたウニを最後に
利尻の赤ウニ(エゾバフンウニ)が禁漁になりました。

召し上がりたい方、お早めにご来店下さい。

では今日のおススメ。

北海道で獲れたカツオです。

この時期、北海道のカツオが一押し!
腹のところの握りも絶品です。

少し炙ると化けます。

そして…
この時期の北海道のネタと言えば、『ブリ』です。

築地にもチラホラと出始めました。
しかし、まだ我慢。

極上のブリが入り次第、ご紹介します。

北海道のブリは昔から「余市」が有名でした。
ある意味ブランドです。

しかし、今はいろいろな港が工夫して美味しいブリを出荷しています。

寿しむねかたでは、その日のふりでいいモノを仕入れます。
ご期待ください!

では最後に握りを2つご紹介します。

❶甘エビ

もちろん、北海道産。
甘エビは北海道産が断トツにイイです!

初めてご来店のお客様が最も驚くネタの一つです。
「こんな美味しい甘エビ食べたことない!甘エビに対する価値観が変わった!」
と。

❷ボタン海老

プリッとした食感。
濃厚な味、旨み。
もちろん、北海道産。

9月11日穴子丼をやる予定です。
「食べてみたい!」という方、お早めにご予約下さい!

本日も17時から営業です。
よろしくお願いします。

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寿しむねかたの裏メニュー

毎度!
お疲れ様です。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

台風、本当に凄いようです。
身を守るために、油断せず準備をしましょう!!

今日も築地に行ってきました。
朝5時半ごろ、金町(江戸川の橋の辺り)で虹が見えました。

運転中のため写真は撮れなかったのですが、
すごくキレイでした!

台風前の仕入れですが、準備万端。
今日は珍しいネタを紹介します。

富津産の赤貝

国産の赤貝が手に入りにくい中、東京湾産が入りました。
刺身、握り、巻物…
お好みでお出しします。

キュウリとヒモで、
こんな感じのツマミはいかがですか?

そして、今日は裏メニューをご紹介します。
それは、むねかた特製の『酢だこ』

酢だこって、真っ赤で酸っぱいという印象はありませんか?

スーパーやデパートでよく見かける「真っ赤な「」酢だこ
あれは、着色料によってつけられた色です。

そして堅い歯ごたえは、大量生産ゆえの結果なのでしょう。

しかし…
足一本一本を心を込めて、
丁寧に仕込んだ酢だこは、まったくの別物。

昨晩の酢だこです。

まず食感。
シャッキシャキ…というと大げさですが、歯でサクッとかみ切れます。
吸盤のところは、まるでコリっとしている感じです。
身は柔らかいです。

そして香り。
もちろん、酢の上品な香りがしますが、
食べ終わるとタコの香りを感じます。

最後に味。
まるでタコの刺身を食べているような、第一印象ですが、
酢がまとめます。

ある常連さんは
「全部美味しいけど、酢だこは絶対に日本一だね。会計はいつも通りでいいから、酢だこを全部ちょうだい!」
こう言ってくださいました(笑)

仕込みのタイミングがありますので、
毎回お出しできるわけではありませんが、
ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

本日も17時から営業です。
よろしくお願いします。

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「日本一」と言われる真鯛

毎度!
お疲れ様です。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

今年最強の台風が接近しています。
十分に警戒してください。

さて、本日の仕入れです。
❶ダブルカレイ
松川ガレイ(王鰈)と真子ガレイを入れました。
いずれも北海道産です。

2つのカレイの食べ比べをしてみてください。
松川カレイは、星ガレイと似ています!

写真は松川カレイです。

続いて、本日の一押しネタです。

❷真鯛

もちろん天然モノ、明石産です。

明石産は日本一の真鯛と称されています。
全てが完璧というわけではありませんが、極上モノが多いです。

明石の真鯛について少々お話ししましょう。

『明石の真鯛』はなぜ「日本一」と呼ばれているのでしょうか?

まず、漁場である兵庫県明石海峡は潮の流れが関係しています、

明石海峡は潮の流れが激しいので、
その中でよく運動して身が引き締まっているのです。

そして、真鯛の餌となる海老やカニ、魚がとても豊富です。
それをたくさん食べるので、おいしくなるわけです。

真鯛の一般的な旬は1月~産卵前と言われます。
しかし、この明石の真鯛は秋が旬真っ盛りになります。

そんな明石の真鯛。
いかがですか?

また、本日久しぶりにメヒカリの一夜干しを仕込みました。

穴子の白焼き、サンマの塩焼き、キンキの一夜干し…
に続く、4つ目の焼き物。

寿しむねかたでは最も人気あるかも知れません。
完成をお楽しみに!

明日は穴子丼の予定です。
が…予約で完売しています。

まだ召し上がっていない方、早めにご予約下さい。

次のようにお電話くださると、チャンスがあると思います。
「次、アナゴ丼はいつやりますか?」
これで、ご都合が合えばぜひ!

本日も17時から営業です。
よろしくお願いします。

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焼き魚の王様

毎度!
お疲れ様です。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

昨夜の雷と大雨、凄かったですね。
柏の爆発音のような雷が鳴りました(>_<)

さて、昨日は甘エビの食べ方をお話ししました。
別に昨日の話が「ルール」ではありませんので、気楽に考えてください。

色々とメールやコメントを頂きました。
ありがとうございます!

また、何度かご来店頂いたことのあるOさんから、
握りとガリの食べ方の質問がありましたので、シェアします。

握りは手でも箸でも構いません。
好きな方で召し上がってください。

ただ、手で召し上がっていただくことを考慮し、
握りの前には新しいおしぼりをお出ししています。

少し細かく言うと、ご年配の方(立場が上の方)と同席する場合、
手で召し上がった方がいいとされています。

最近の人は気にしない人が多いようですが、
気にされる方もいるようです。

ただ、一つ注意。
ガリは箸で召し上がっるのがマナーとされています。
(寿しむねかたでは特に気にしませんが)

ガリは大トロなどの脂モノを食べた後に
口の中をリフレッシュする目的がありますので
ぜひ、タイミングをみて召し上がってください。

寿しむねかたのガリは
国産の生姜を使った自家製です(^^♪

では、本日の仕入れ等をご紹介します。

こんなものを仕入れています。
甘エビ

握りでお出しします。
尻尾の殻を取るか取らないか…
仰ってください!

そして
久しぶりの水だこ。

これはむねかたの裏メニューの『酢だこ』用です。

本日仕込みましたので、
来週お出しします。

ある意味、真サバより人気があるかもしれません。
寿しむねかた自慢の『酢だこ』楽しみにしていてください!

因みに、「酢だこシスターズ」という常連さんがいらっしゃいます。(笑)

本日のおススメです。
このところ、アナゴの白焼き、サンマの塩焼きを
紹介してきましたが、焼き魚の王者ともいえるコレを紹介しましょう。

そう、キンキ(喜知次)です。
この魚は焼いてこその価値が出ます。

たまに「鮮度がいい」という理由で刺身や握りで出す店がありますが
私は「?」と思います。

キンキは干して焼くか、煮るか。

これが美味しいキンキの食べ方。
更に言うと、『焼立て』をぜひ召し上がってください。

頭からバリバリ食べられますし、これがまた美味しい!
時間が経つと、頭は固くて食べられなくなります。

ぜひ焼立てを!

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甘エビのきれいな食べ方

毎度!
お疲れさまです。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

今日は蒸し暑いですね。
柏に80ミリの大雨予報がでたようですが
まだ雨は来ていません。

さて、今日はこのブログにもよく登場する
「T崎さん」があるネタの握りの食べ方で悩んでいましたので、
その悩み(?)、疑問(?)を解決したいと思います。

もしかしたら同じことで悩んで切る方がいるかも知れません。

以前にT崎さんがご来店されたときに
このネタを召し上がりました。

そう甘エビ。

何が問題なのか…
因みに、これなら問題はありません。

違いは分かりますか?

違いは、
お皿(笑)と、尾っぽの殻がついているかいないかです。

お皿はいいとして、
「殻をどのように処理するか!?」
これが問題だったようです。

殻があると、握りがスムーズに食べられない…

ということです。
T崎さんは、誤って殻をバリっと噛んでしまったのです。
(もしかしたら…わざとかも知れませんが(笑))

職人としても、食べやすさを考えれば殻を取って握ります。
しかし、見た目の良さを考えると殻をわざと付けることになります。

もしあなたが、食べやすさを優先するなら、板前さんに
「甘エビのしっぽを持ってください。」
と、言えば済みます。

殻付きで出た場合はこうするとスムーズに食べられます。
「握りを持つ前に、殻を押し出すように取ってしまう!」
しかし、あえて殻を取らない(外さない)のです。

これだと、殻がついたまま甘エビを口に入れますが
スムーズに(きれいに)食べることが出来ます。

いかがですか?

ぜひ実践してみてください。

さて今日のおススメです。
今日はこれが一押し。

マゴチです。
歯ごたえもよく、味がいい白身です。

そしてそろそろ終わります。
久々の『冷製茶碗』

食べ納めにおひとついかがですか?

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カンヌキ…何か知っていますか?

毎度!
お疲れさまです。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

今日も築地に行ってきましたが、
本当に魚が変わってきましたね!

いきなりですが、この魚何かわかりますか?

時期的に思わず、「サンマ!」と思ってしまいがちですが
これはサヨリです。

特にカンヌキです。

泳いでいる姿、色、形が美しいため
「美しい女性」
に例えられることが多いのです。

しかし、
その話には続きがあります。

以前、このブログにも書いたので
知っている方もいると思いますが、

このサヨリ、美しい外見ですが、
腹の中が真っ黒なのです。

したがって、「腹黒い女性」に例えられるのです。

「あなたはサヨリのようだね!」

こんなことを言われたことのある女性は、
自分を顧みた方がいいかも知れませんね(笑)
(単に美しいという意味で使っている人もいるかも知れませんが…)

さて、そのサヨリ。
春以来の入荷です。

市場にはチラホラ出ていましたが、様子見していました。

そして、満を持して仕入れてきたわけです。
しかも江戸前のカンヌキ!

カンヌキとは、サヨリの中でも大きいものを言います。
味も食感も別格です。
そして、値段も(笑)

カンヌキからスタートした今期、何となく「いいこと」が
ありそうな予感がします(笑)

さて、酒の肴に人気のながらみを紹介しましょう。
首都圏では「珍味」的な存在です。

お客さまが召し上がりやすいように
一度蓋を取り、中身を抜いてからまた入れます。

香りが豊かで美味しいですよ!

では最後に本日の一押しを。

とてもグロテスクな外見ですが
身はきれいな白身で、美味です。

活〆のオニオコゼ。
ワサビもよし、薄造りでポン酢もよし。

ぜひ一度、ご賞味ください。

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悲しいお知らせ(?)~新イカが…~

毎度!
お疲れさまです。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

変な天気が続きますね。
雷、豪雨…

今日も晴れたり曇ったり…
気温変化に注意したいものです。

さて、今日も築地に行ってきました。
まずは、「新イカ」がまもなく終了すると思われます。

小さいモノが減ってきました。
今日は頑張って、小さいモノを探してきました(*^^)v

本当に今のうちですよ~!

今日仕入れたネタをもう一つ紹介します。

いつもブログを読んでいる方は、もうわかりますね?
そう、フジツボです。

一見、貝のように見えますが
実は甲殻類。

エビやカニと同じ仲間。
味わいも、風味がよくカニのようです。

仕込み方にももちろんよりますが…
とても美味しいので、ぜひ召し上がってみてください!
(酒の肴です)

更に今日も江戸前の真サバをご用意しています!

では、最後に本日のおススメ握りをご紹介します。

クエの昆布〆です!

クエは言わずと知れた高級魚。
昆布との相性もとてもいいです。

〆にいかがですか?

バタバタしてブログが遅くなりましたが、
本日も17時から営業しています!
よろしくお願いします。

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秋~冬の魚が始まりました!

毎度!
お疲れさまです。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

新たな週が始まりました。
8月の最後の一週間です。

早いですね~
あっという間に正月を迎えそうです。(笑)

今日仕入れた魚は冬が旬。
もうこの季節か…と、月日が経つ速さを改めて実感しました。

肝が美味しいこの魚。

そう、カワハギです。

肝を巻いて食べると
何ともクリーミーです。

大人気の刺身です!
今日から今期のカワハギが始まります!

さて、もう一つ『冬が旬』の魚。
真サバです。

極上とはまだ言えませんが、
十分に美味しいです!

〆サバとして、刺身、握り…
お好みでお出しします。

さて…
新物をもう一つ。

イカの塩辛。

今年はスルメの調子がいいようです。
塩辛もいい出来ですので、日本酒の肴にいかがですか?

今年はサンマもいいので、冬の津軽のマグロが楽しみです(^^♪

では、最後に握りを。

カツオの腹のところを握ります。
あるお客様の言葉を借りると…

この世のものとは思えない美味しさ!

カツオ好きの方なので、少しオーバーな気もしますが、
それでも、超人気です。

それでは8月の最後の週スタートしましょう!

本日も17時から営業です。
よろしくお願いします。

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店主むねかた…仕入れを語る

毎度!
お疲れさまです。

柏の寿司屋、寿しむねかたです。

ブログを始めて9か月。
色々な方から応援して頂いています。

1日のアクセス数も、600ほどになり、
とても嬉しく思います。

仕入れの内容、寿司屋のこと、常識、
寿しむねかたのこだわり…

色々なことをテーマに、
日々奮闘しています。

たまに、仕込みや用事で更新できないこともありますが
基本的に営業日は毎日更新するようにしています。

読んで頂いている方は
日本全国にいらっしゃいます。

コメントやメールを下さったり
とても励みになっています。

本当にありがとうございます<m(__)m>

中には、寿司屋など「魚を扱う板前の方」からも
反響をかなりいただきます。

最近では、
「17日、18日に魚が少なかった(手に入らなかった)」
ということと、
「どうやって魚を手に入れているのか?」
こんな相談もありました。

私も店の仕入れ・仕込みがあり、時間が限られるため、
一人ひとりにお返事をかくことはなかなか難しいです。
申しわけありません。

でも、勉強熱心な職人さんの思いにも、私でお役に立てることがあれば、
出来る限りお役に立ちたいと思います。

ですから、今日はそれについて投稿しますので、
お返事に変えさせていただきます。
(ご了承ください。)

仕入れ…
魚を扱うお店では、一番大切ですよね。

台風などで魚が獲れないときは
当然、築地の入荷量も少なくなります。

でも、それは仕入れが出来ないという意味ではありません。

そんなときだからこそ、
『仕入れができる』ことが、職人のレベルを表します。

普段から築地に通い、仲買人との関係づくりをしっかり行うこと
まずこれが大切。

仲買人の立場に立ってみてください。
入荷が少ないならば、「信頼している職人」に売りたくなるのは当然のこと。
それが人情です。

私も仲買人と持ちつ持たれつの関係を大切にしています。

普段、仕入れ予定にない魚を紹介されたら、時には買いますし、
向こうが困っていたら、出来る限り付き合う…

そんなことも必要です。

でも、一番大切なことは
❶毎日のように築地に通い、魚について勉強する
❷距離で言うと、4キロは歩いて魚を見て回る
この2つ。

天然モノなど、「ネタ」で勝負している寿司屋ならば
自ら市場(首都圏なら築地)に通わないなんて、あり得ないとさえ思います。

首都圏のお店で築地に通っていない時点で、
ネタ勝負の一流店とは言えない。

自分で築地に通うようになり、
そう実感しています。

本当にスゴイネタがあるのに、
築地に通わない手はありませんから。

確かに、
毎朝のように5時に起きて、車に乗って築地に行く…

とても大変です。
前日の営業後のあと片付けが遅くなり1時過ぎに寝ることもあります。
そんな翌日でも、必ず行きます。

お客さまが
「本当に美味しい」と言ってくださること
「喜んでいる顔」を見られること
これがすべて。

一度でも妥協したモノを出したら、
信頼が一瞬で崩れます。

だからいつも手を抜かない。
仕入れも、仕込みも。

チョッと、年甲斐もなく熱くなってしまいました(笑)

話を元に戻します。
安定して仕入れをするためには

常に築地に通い、仲買人との関係を作り、
でも自分の目を鍛え、仲買人にも一目置かれるようになること。

これが重要です。
つまり、職人として日々修行に励み、一切の妥協をしない!

どこの店も「魚がない」と言っているときに
『魚を仕入れることが出来る』
これって、本当にスゴイことですよね?

だからそんな簡単にできません。
日々の積み重ねが、そういうことも可能にしてくれるのです。

職人の皆さん、ともに精進しましょう!

本日も朝5時10分に家を出て、築地で仕入れて一旦帰宅。

その後、すぐ家を出て、道の駅のオープンに並んで、
寿しむねかたで人気の谷中生姜を買って、店につきました。

さて、今日のおススメです。

まず握りから!
やはりコレ。

舌平目の昆布〆

昆布との相性が抜群!
食感もしっかりしているので、旨みが口の中に思い切り広がります(*^^)v

続いて…
新イカ

江戸前のスミイカの子どもです。
サイズも「新イカ」の魅力を発揮してくれます。

9月に入ると、新イカは難しくなります!
いまがチャンスです。

新イカファンの方は、ぜひ今のうちに!

本日も17時から営業です。
よろしくお願いします。

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